脳血管疾患または大腿骨頸部骨折などの患者さまに対して、ADLの向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
「回復期リハビリテーション病棟」では、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っています。リハビリテーションは時間1日最大3時間を行い、社会・在宅復帰をめざします。
厚生労働省により、リハビリを行う時間は1日最大9単位=3時間(1単位=20分)まで認められています。患者さまの体への負担を考慮しながら、リハビリを行います。
他にも、安心してご自宅に帰れるよう、退院前に患者さんと一緒にご自宅へ伺い、住宅環境や介護保険サービス、リハビリ内容の調整を行う家屋評価を実施しています。
当院は急性期病棟と回復期リハビリテーション病棟の両方に対応しているケアミックス病院です。
病気になったばかりの急性期から、病状がある程度安定した後のリハビリを行う回復期、その後の在宅復帰まで支援を行っています。
90床の病床に対してリハビリスタッフを多く配置しており、患者様一人に対して、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3職種が担当として付き、リハビリを行います。長時間リハビリを続けるのが難しい状態のときは1回のリハビリ時間を20分や40分と短くして数回に分け、長時間頑張れそうなときには、60分を3回行うなど組み合わせて行います。
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫 瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態、肺炎等の治療時の安静により廃用症候群と診断された方
下記までご連絡下さい。具体的にご相談に応じます。感染対策上、見学や面談は行っておりません。